プレイスペースやお世話スペースで役立つロータイプのベビーチェア。
おすわりのほか、離乳食やつめ切り、散髪にも活用できるお役立ちアイテムのひとつです。
中でも『バンボ』が有名ですが、太もも周りぴったりする特性上、使える期間が短かったり、体格がいい赤ちゃんの場合ハマらなかったり、とお悩みの人も多いかと思います。
このページでは、『バンボ』のほかアカチャンホンポなどでも見かける『インジェニュイティ』『リッチェル』などのベビーチェアのおすすめアイテム5選をご紹介します。
早見表はこちら。うちでコスパ&デザイン重視で「インジェニュイティ」にしました。
製品 | バンボ ベビーソファ | バンボ マルチシート | インジェニュイティ ベビーベース3.0 | リッチェル 2WAYごきげんチェア | カリブ ソフトチェアー |
参考価格* | 7,150円 | 9,900円 | 5,969円 | 3,991円 | 2,999円 |
トレイ有無 | なし | あり | あり | あり | あり |
└ トレイ収納 | - | あり | あり | なし | なし |
腰ベルト | なし | あり | あり | あり | なし |
イス取付ベルト | なし | あり | あり | あり | なし |
高さ調節 | なし | あり | あり | あり | なし |
対象月齢/年齢 | 首すわり~14か月頃 | 6か月~3歳頃 | 6か月~4歳頃 | 7か月~5歳頃 | 3か月~14か月 |
太もも周り | ぴったり | ややぴったり (調整可) | ややぴったり (調整可) | ゆったり | ややぴったり |
サイズ(cm) | 37.5×37.5×24 | 34×36×26(30) | 38.5×35×30 | 35×39×22.5 | 34×32×22.5 |
重さ | 1.2kg | 1.9kg | 2.4kg | 1.3kg | 1.6kg |
Amazon | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
*「参考価格」は2021年10月時点のAmazon価格の一例。メーカー希望小売価格とは異なるため、最新情報は各販売サイトをご参照ください
うちはコレ
ロータイプベビーチェアを選ぶときのポイント
ロータイプベビーチェアを選ぶときには以下の3つに注目するとよいでしょう。
また、特にネット通販で購入するときに気を付けたい注意点についてもまとめていますので、参考にお役立てください。
①使用期間
ベビーチェアの形状によって使用期間は大きく異なります。
使い始めは早いものでは首すわりから使用できるもの、使い終わりについては3,4歳まで使えるものも。
あくまで目安なので、月齢/年齢のほか「体重」もチェックしておくと安心です。
離乳食期から考え始めますよね
②機能面
一時的におすわりさせるだけでいいのか、食事でも使用するのかなどの用途に合わせて「機能面」に注目してみましょう。
中にはダイニングチェアにベルトで固定し、ハイチェアの役割を兼ねるアイテムも。
また、お手入れのしやすさもママやパパにとっては大事なポイントです。
- パーツが多すぎないか
- 取り外しできるかどうか
- 高さ調整ができるかどうか
- テーブルがあるかどうか
- テーブルが収納できるかどうか
筆者が購入した製品は、ベルトにもしっかりと安全表示タグがついてました。
③安全性
「安全性」は一番、重要なポイントです。
シート部分に固定するベルトやバックルのほか、ダイニングチェアの背もたれ部分に固定するタイプは強度にも注目。
一方で、部品数が多かったりすると小さな部品を口に入れてしまうリスクも。
大手メーカー・有名な商品は安全性が考慮されています。
失敗しないように慎重に選びましょう
一方で、海外メーカー商品は正規代理店ではない業者が販売しているケースもあるので、合わせてチェックしておきましょう(詳細は次の章で)。
選ぶときの注意点「最安値ならOK?」
ロータイプベビーチェアは海外メーカーのものも多いですが、Amazonや楽天でかんたんに購入できます。また、定価より安い値段を目にすることも多いでしょう。
ただ、これらのECサイトでは、日本正規品ではなく並行輸入品を取り扱うショップもあるので注意が必要です。
明らかに安いショップには注意しましょう
- 日本正規代理店からアフターケアが受けられる
- 品質管理がされている
- 正規ルートで販売されている
- アフターケアが受けられない
- 商品が劣化している恐れがある
- コピー品のリスクがある
ショップ情報をチェックしよう
Amazonでは「発売元」のショップ情報、楽天では商品ページだけでなく「店舗トップページ」「運営会社」をチェックするとおおまかなあたりがつけらます。
上記のリスクを踏まえて、自分にぴったりのショップから購入するようにしましょう。
大切な赤ちゃんが使うからしっかり目利き
おすすめロータイプベビーチェア5選
前述の選ぶポイントを踏まえ、おすすめのロータイプベビーチェアをまとめました。
①ぴったり座れる「バンボ」
生後3,4か月頃の首すわり期から使えるベビーローチェアの人気商品「バンボ」。
パステル調のカラーバリエーションも豊富で、背中から赤ちゃんをしっかりホールドする形状です。
一方で、特に太もも周りがむっちりした赤ちゃんの場合、抜けなくなったりそもそも入らなかったりするので注意が必要です。
ちょっと高めですがさすがのデザインです
②離乳食期OK「バンボマルチシート」
バンボにテーブルがついた「バンボマルチシート」。
太もも周りが通常版より少しゆったりしており、座面の取り外しもできるため、さらにゆったり使えます。
また、座面に加えて台座全体の高さ調整も可能なので、成長や場面に合わせて3つの高さが選べるのも特徴。
グレーの台座部分を前後逆にして高さ調節
テーブルは背面に収納できるのもポイントのひとつです。ネックを言えば少し値段が高めなところ。
通常版バンボの弱点をカバー
③テーブルチェアになる「インジェニュイティ」
アメリカのメーカーkids2製のテーブルチェアになる「インジェニュイティ ベビーベース3.0」。
テーブルにはカップを置けるくぼみがあり、シート下部に差し込む形ですっきり収納できます。
背もたれ部分が高めに作られており、座面のクッションの取り外し可能なこともあり、使用期間が長いのも特徴です。
また、クッション性のあるシートは取り外し可能で、お手入れがラクなのに加えて、高さ調節も可能。
他のアイテムより重さがありますが、背面には持ち運びがしやすいくぼみもあって手軽に持ち運べるよう配慮されています。
機能的で、バンボマルチより安いのが嬉しい
④足元すっきり「リッチェル ごきげんチェア」
リッチェルの「2WAYごきげんチェア」。
台座の高さ調節が可能で、ダイニングチェアにベルトで固定できます。
股の間の突起がないのが特徴で、スムーズにおすわりできるのがポイント。
また、安心の歴史ある日本メーカーでお求めやすい価格は魅力です。
お股部分に出っ張りがないので簡単におすわりできます
⑤値段重視「カリブ ソフトチェアー」
お値段重視なら「カリブのソフトチェアー」。
バンボと似たような形状で、太もも周りがすこしゆったりしています。
ビビッドなカラーバリエーションが特徴で、バンボと同じ素材を使用しておりお風呂でも使えるというのも魅力です。
ロータイプベビーチェアのレンタルはどう?
視点を変えてレンタルサービスを利用するのも選択肢に入れるのも。
ざっと調べたところ、ロータイプベビーチェアの購入価格は高くても1万円程度ですみます。
つまり、レンタルサービスでは結果的に毎月のレンタル料が割高に感じるかもしれません。
さらに在庫もそれほど充実していないようです。
レンタルサービスではロータイプベビーチェアは、ラインナップ/在庫/取り扱いが少ない…
とはいえ、ただレンタルならではの
- まずはお試しから
- 処分に困らない
という利点もあるので、「お金」「気軽さ」など総合的に判断するとよいでしょう。
ロータイプをレンタルする時の…
- お試しできる
- 処分に困らない
- 取り扱い/在庫が少ない
- 購入より割高
まとめ:うちはインジェニュイティにしました
ロータイプのベビーチェア5選を定番商品中心にまとめましたが、他にも昔ながらの丸足タイプや新興メーカーの可愛いものもあります。
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ちなみにうちはダイニングで食事をするので、「インジェニュイティ」のローチェアにしました(下図、参考)。
金額と2way・テーブル収納の機能、あとはデザイン性が◎
一方で、ロータイプではなく「ハイタイプ」「テーブル据え付けタイプ」などもあるため、本ページでご紹介した選ぶときのポイントなども参考に、赤ちゃんにぴったりのアイテムを探してあげましょう。